リフォームの心構え

リフォームを進めるには、まずは自分で建てたい家のイメージをしっかり作り出すことが大切です。よくあるリフォーム失敗例の原因となっているのは、「家全体のイメージがないまま取り掛かっているため、部分部分の統一性がなく継ぎ接ぎのような住宅になっている」「デザインに凝りすぎてしまっており、必然性のないスペースなどが多い」「住宅の基本構造や法的な規制について注意が払われていない」「さらに10年~20年後の利用について計画性がない」などです。
反対によい例とされるリフォームでは、「趣味や生活スタイルなど、以後の利用に便利な配置ができている」「家全体のデザインが統一されている」「将来の家族構成の変化にも対応できるような柔軟性のある構造になっている」「設計や施工の依頼先についてよく調べて選んである。(実際にその業者が手がけた住宅を見せてもらうなど、正しい情報を集める)」「リフォームの前例などをそっくりそのままマネをしたりせず、自分たちでスタイルを決めて計画をしてある」などが行われています。
つまり、リフォームにおいては受け身の姿勢にならず、あくまで自分たちが主役という意識をもって関わってゆくことで成功と言えるものを作り上げることができるのです。
気を付けなければいけないのが、例え親切な業者でも、自分たちの意見をそのままそっくり受け入れるところでもいけないということです。プロとしての意見や提案もしてもらえるような業者が、本当の意味でよい仕事をしてくれる業者なのです。